「葉っぱ根」基礎知識で活用法を探る、肥料効果や機能を高めて抗酸化力向上と多収穫:エポック ダッシュ

「葉っぱ根」とは

【葉っぱ根】は「還元アミノ酸/酵素溶液」

ミネラルやビタミンと力を合わせて「補酵素」というアシスト役をします。

体を構成している成分の4%がミネラルです。 (ミネラルは無機質ともいいます)

生命機能や生命活動に欠かせないのが酵素ですが、その酵素に不可欠なのがミネラルやビタミンです。

ミネラルやミネラルは、光合成や生体(酵素)反応の触媒作用など、植物の生育に必要不可欠です。

ミネラルやビタミンがないと酵素は働きません。 

特 徴

植物の地下部(発根)の充実を促す効果と、地上部(葉)の生理生態的特性を促す目的とした商品です。

水中の空気を…ウルトラ ファイン バブルに処理してから、リズム3を充填した微細還元酵素溶液です。

機 能 性

「葉っぱ根」の微細還元処理酵素溶液は、自由水を効率の良い代謝水に転換して、根や葉の表皮細胞や外壁から浸透して、組織内部の細胞へと働きかけます。

植物の地下部や、地上部の全ての部分(根, 葉, 茎, 実, 花等)から、ミネラル肥料(養分)を吸収させることで、健全な生育をコントロールできます。

硝酸態窒素に見合ったミネラルを供給で

● 野菜の抗酸化力を高め

● 高品質に安定的多収穫

● 成疲れの予防(回復促進)

● 休眠打破

● 花芽誘導(分化促進)

● 欠乏症の治療

● 欠乏症の予防

タンクの画像

植物生育調節(生理生態的特性活性)剤は、水稲, 畑作物, 野菜, 果樹, 花き, 芝生など、いろいろな分野で利用が期待されています。

その利用目的は、生育の促進, 徒長の抑制, 開花期 / 熟期の調整, 品質の向上など多岐にわたります。

使 用 一 例

・ 潅水は、5000倍以上の希釈を…7日から10日毎を目安に

・ 葉面散布は、3000倍以上の希釈を…5日から7日毎を目安に

※ 栽培環境/状況,設備,作物,天候などの状況により異なります。
使 用 事 例

● 水 稲

倒 伏 軽 減

水田では、気象条件や栽培条件によって収穫の前にイネが倒れることで、登熟が不十分となったり、穂が水に浸かって発芽したり、また収穫作業に手間がかかったりと収量や品質の低下をきたすことがあります。

「葉っぱ根」の成分で、植物の細胞を強化させるカルシウムで、イネの草丈を5~10%程度低くして収穫期まで倒れにくくします。

・ 穂首分化期, 枝梗分化期, 穎花分化期の充実

・ ムレ苗防止、苗の根の伸長促進, 発根促進

・ 直播水稲の発芽率の向上, 苗立歩合の安定

● 畑作物(麦, 大豆, ジャガイモなど)

・ 節間伸長抑制による倒伏軽減

・ 貯蔵中の萌芽抑制

● 野菜類(トマト, ナス, キュウリ, イチゴなど)

・ 生育促進

・ 着果促進

● 葉物類(キャベツ, ハクサイ, レタス, 小松菜など)

● 根菜類(レンコン, 大根, ニンジン, ゴボウなど)

● 果樹類(ブドウ, ミカン, マンゴーなど)

・ 新梢などの伸長抑制

・ 落果防止

花卉(菊, カーネーションシ, クラメンなど)

・ 挿し木の発根促進

芝生

・ 根の伸長, 萌芽促進など

使 用 に あ たって

農薬等と混用について

注 意 事 項

①「葉っぱ根」と農薬等を初めて混合する場合は、タンク内で少量を瓶など用いて同倍率で混合し、適合性の確認を行って下さい。

② カルシウム, マグネシウムを含む製品との混合の場合、原液同士は避けて下さい。
 (石灰硫黄合剤:混用不可)

③ 非キレート鉄, マンガン, 亜鉛, 銅を含む製品との混合も、原液同士は避けて下さい。
 (Zボルドー:混用不可)

④ 機能性展着剤との混用が推奨されていない製品との混合を避けて下さい。
 (サンクリスタル乳剤、アミスター:混用不可)

⑤ 除草剤との混用も避けて下さい。

⑥ 初めて、混合使用する農薬等を散布する場合は、少量を一部に試験散布し、薬害の確認を行って下さい。

⑦ 農薬等を混合する場合、展着剤を添加する必要はありません。

 「葉っぱ根」自体が、優れた展着効果を発揮します。

「葉っぱ根」Q&A

Q:葉面散布で、肥料より多量の成分を吸収させることができるそうですが、土への施肥は不要になりますか?

A:いいえ、土壌への基本的な施肥は必須です。

使 用(準備)状 況

Q:標準濃度1%と記載がありますが、1000倍ですので濃すぎませんか?葉焼けの心配はありませんか?

A:「葉っぱ根」は、葉の組織にダメージを与えずに、効率的に養分を浸透させるために開発された展着成分です。

※ 一般的な展着剤を混用した液肥を葉面に散布した場合、葉のワックス成分を溶かし、細胞に微細な穴を開けて浸透するのに対し「葉っぱ根」は、葉の細胞を傷つけることなく、細胞間を分け入りながら浸透します。

単なる液肥を散布する場合に比べ、葉焼けリスクは著しく低くなります。

「葉っぱ根」の開発背景には、長年のリズム3葉面散布により多くの作物で、収量と品質の向上効果が確認されたものです。

十分な効果を発揮させるためには、高頻度で散布を行う必要があったため、実用性を高めるために低頻度で少量多回数で多量の養分を供給することを目的として研究が進められました。

高濃度の肥料成分を葉に固定しても葉焼けを起こさず、長期間にわたってゆっくり浸透させていくという機能を追求して開発されました。

「葉っぱ根」1%液の塩類指数は約0.2です、例として尿素1%液の塩類指数は約1.6で、葉焼けリスクは尿素の1/8です。

「葉っぱ根」の推奨濃度は、0.5~2.0%で、塩類指数は0.1~0.4となります。

葉焼けが発生する塩類指数は約10と言われており、一般的な葉面散布肥料より高濃度で使用しますが、葉焼けしにくい肥料です。

Q:農薬と混用し、10aあたり300L散布したいのですが、濃度と10aあたり投下量とどちらを優先すればよいですか?

A:「葉っぱ根」の推奨濃度は0.~2.0%程度で、霧が葉表に付着すれば十分な効果を発揮します。

低濃度で多量散布した場合、葉から滴り落ちるため若干供給量は落ちますが、推奨濃度範囲内であればコスト面から面積あたり投下量を優先するのが現実的といえます。

Q:散布間隔、散布ステージは厳守する必要がありますか?

A:「葉っぱ根」の開発目的の一つは、肥効を長期間持続させ, 散布頻度, 労力を減らすことです。

通常の葉面散布が数日の肥効なのに対し、最大で2~3週間の肥効がありますので、散布適期を逃す確率はきわめて低いといえます。

Q:半年間欠かさず1週間毎に散布していますが、最近葉色がおかしいように思います。何が原因ですか?

A:「葉っぱ根」の葉面散布マニュアルは目安です。

養分要求量の少ない状態で過度の散布を行うと過剰症となり、生育は阻害されます。

潅水や葉面散布も施肥の1種ですので、土壌への施肥と同様、作物の葉色などを見ながら散布間隔を加減してください。

Q:ラジコンヘリで、散布できますか?

A:散布に農薬散布用ラジコンヘリを使用したいという要望は非常に多く、技術確立を急いでおります。

これまでの試験では、温湯で溶解して濃度を15~30%に して16L積載すると、1フライトで1~2haの散布が可能で、葉焼けもなく、増収効果も確認できております。

Q:農薬混用はまだ課題が多く、現在のところ推奨しておりません。(自己責任)

Q:農薬と混用する場合、展着剤は加えた方がよいですか?

A:展着剤添加の必要はありません。(混用も可)

「葉っぱ根」自体が強力な展着効果を発揮します。

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