「微生物 酵素」【リズム3/葉っぱ根】基礎知識。自由水をイオン化して代謝水で生理生態的特性…活性化へ

根を介する土壌中の自由水を機能水してイオン化、生理生態的特性を高める還元アミノ酸溶液「リズム3/葉っぱ根」

水の性質は、 レオロジーや野菜の鮮度(日持ち)品質に影響を及ぼす重要な成分の一つ。

野菜の約80−90%は、水で占められている。

生体内の水の機能は、大きく3つに大別される。

1)水分子の機能

流れる水は、機関と細胞機能の作用に影響を及ぼす。

代謝水や結合水に、重要な役割を果たしている。

水のブラウン運動は、タンパク質機能にとって根本的に重要。

タンパク質は、水のブラウン運動を利用して、少ないエネルギーで活動する性質がある。

(2)水分子に由来する原子と分子による機能

水素イオン
(陽子, プロトン, H+)、水素原子(活性水素, 原子状水素, 水素ラジカル, H・)、水素アニオン(マイナス水素イオン, H-)、水素分子(H2)、酸素原子(活性酸素, 原子状酸素, 酸素ラジカル, O・)及び、活性酸素種(reactive oxygen species, ROS:一重項酸素, スーパーオキシドラジカル, 過酸化水素, ヒドロキシルラジカル, 過酸化脂質, 一酸化窒素, 次亜塩素酸, オゾンなど)、酸素分子(O2)などによる機能。

(3)水に溶解した分子による機能

ミネラルイオン, ミネラルナノ粒子, 有機および無機化合物、及び溶存ガスなどによる機能。

自由水が代謝水として結合水する

結合水」とは、角質内の脂質やアミノ酸などと分子として結合している水分。

電気分解, 磁場による処理、光照射, 超音波処理, ガスによる通気、強い水流と衝突, ある種のミネラル、または酵素による処理といった様々な水の活性化方法がある。

代謝水とは、自由水が…自然界や人工的に処理された水に溶けた養分で行われ、燃焼されるときにできる水。

自由水」とは、分子が自由に動き回ることのできる水で、0℃で凍結したり, 常圧下100℃付近で気化したり, ある いは物質を溶解させることができる水のことで、微生物が利用できるのはこの「自由水」です

※ 還元溶液リズム3葉っぱ根の活性物質(成分)で、水素(原子及び分子), ミネラルナノ粒子及び、ミネラル水素化物を有効活用されることが示唆されている。

土壌と植物の水分活性

【リズム3】

自由水から代謝水へと結合水に

植物は、36億年前の海中で誕生し、水(ミネラルウォーター)は命の源です。

高等植物の細胞には、約80~90パーセントを水が占めています。

植物の水分生理として大事なのは,結合水ではなく自由に利用できる自由水です。

生物の体内では、外界から体内に取り入れたさまざまな物質(栄養素)を、合成や分解を繰り返す「代謝」が行われて、生命活動に必要な化合物に変換したり、エネルギーを取り出しています。

根から吸収された水は、道管を通り周囲の組織を潤しながら梢まで運ばれますが、この水を上昇させている原動力として、根圧, 毛細管現象, 凝集力, 葉の気孔で行われている水の蒸発(蒸散と呼ぶ)が挙げられます。

第一に、根の細胞は…吸収された水で圧力が高まっているため、道管内の水を上に押し上げる力が生じます。

第二に、水の表面張力によって…管が細いほど水は上昇します。

第三に、毛細管である道管内では…水の凝集力(静電的な引力)が大きいため、大木でも水が上昇します。

さらに、葉の部分で蒸散が行われ、水分が空中に発散されると、その水を補うために道管中の水は上へと引き上げられていくことになるのです。

葉では、光合成が行われていますが、ここでも水が使われます。

光合成は、太陽などの光エネルギーを使って、二酸化炭素と水という2種類の無機物から有機物の糖を合成する反応のこと。(光合成では、炭水化物と酸素が合成される)

この糖が、根から吸収した無機養分と結合してさまざまな物質が作られ、植物の栄養の基本となります。

ここで作られた栄養分は、師管と呼ばれる組織を通って、植物の体に行きわたり、最後は根まで届きます。

このように、植物の体の中は、常に水分が無機物や有機物を載せて(溶解して)巡っていることになります。

※ 酵素が機能を発揮するためには、部分的に柔軟な構造がとれなければならない。

 タンパク質と水(結合水, 弾力水, 自由水)との総体で、多くの物質を溶かし多種多様な生体化学反応が営まれる。

「リズム3/葉っぱ根」は
・ 自由水をイオン化
・ 生体内の代謝水で結合水に

土壌中の金属イオンの溶解を変化

  • 鉄とカルシウムなどのイオン化を促進
  • 黒ボク中アルミニウムのイオン化を抑制

植物の成長を促進する

  • 葉における光合成速度を促進
  • 根からの肥料吸収を促進
  • 根の呼吸を促進

ミネラル肥料の吸収を高める

  • 少量多回数の肥料条件下で、硝酸態窒素処理能力向上

根圏細菌の多様性を変化させる

バークホルデリア科とフラボバクテリウム科において顕著に差異が見られることが報告されました

自由水とは、食品内の分子、粒子が自由に動き回ることができる水で、凍結, 気化, 蒸発あるいは物質を溶解することができます。

微生物が増殖に利用できるのはこの自由水です。

含水物の水の状態
 自由水分子、粒子の周囲の水分
 表面付着水分子、粒子の表面に吸着している水分
 結合水分子、粒子と化学結合した水分
 内部水分子、粒子の内部に入り込んだ水分

一方、結合水は、食品内のある成分と水素結合で結びつき、分子, 粒子の運動が抑制されています。

そのため結合水は、凍結, 気化, 蒸発が難しく、微生物増殖には利用されません。

結合水には、さらに2種類あって、1次結合水と2次結合水があります。

角質内のアミノ酸や脂質などの角質構成成分と強固に結合した水で、乾燥状態でも揮発しにくい肌内部の水を1次結合水と呼びます。

この1次結合水の周りを囲んで、イオン化した水が幾重にも取り巻いて集まったり結合したりした状態の水を2次結合水と呼びます。

これは1次結合水と比べて角質構成成分と緩く結合しており、外部環境(温度や湿度)によって結合が増えたり減ったりします。

これら1次, 2次結合水に対して、構成成分の脂質やアミノ酸と結合せず、自由に動き回れる水を「自由水」と 呼びます。

湿度の低い乾燥した環境では、自由水が真っ先に失われ、つづいて二次結合水が失われやすく、一次結合水は失われにくいといわれます。

外的環境だけでなく、バリア機能が低下した状態、元来の乾燥や加齢による乾燥状態でも、自由水や2次結合水が失われやすくなります。

いわゆる自由水を増やす(補水)ためのものです。


また酵素剤は、2次結合水を増やすことが分かっています。

自由水の維持だけでなく、細胞組織内の水分維持にも役に立っているのです。

水は、生物の体重の60〜80wt%を占めており,生体内の種々の生理反応は水を媒質にして行なわれている。

また栄養物や老廃物は、水に溶けた状態で運搬される。

これらの現象は、水が溶媒として働いていることを示している.

この溶媒という点に注目すると、水は液体の中で, 最も多種類の物質を溶かす(量の多少は別)ことができるという極めて注目すぺき性質を持っている。

海水には、60数種類もの元素が溶けている。

この溶解能は,生物の生存にとって必要不可欠なものである。

一方、生物にとって有害な物質をも溶かすという側面をもっている。

このような2面性は他にもある。
※ 水は,多くの他の物質と異なって、液体から固体に転移する場合に…体積が増すという特性をもつ。
そのため、海が海底から凍結して地球が氷で蔽われ生物が死滅するという事態は起こらない。

この特性は、生体の凍結に際して細胞破壊をもたらす。

最近、盛んに研究されている野菜凍結保存という低温学における重要な課題となっている.

植物(野菜/果物)に含まれるミネラルのことを「植物性ミネラル」と呼ぶ。

植物が吸収した植物性ミネラルは、超微粒子, キレート作用, イオン化などにより代謝水、動植物への吸収率が高く、余分に摂取した分は体内に蓄積されず排出されます。

鉱物性ミネラル」は、岩, 石灰岩, 貝殻などを粉砕して抽出したもの。


ミネラルは、体で作り出せない栄養素です。

細胞や器官の組織を作り、ビタミンや酵素を効果的に働かせ、pHを調整したり。

ビタミンやミネラルの働きを助けるのが酵素なら、酵素が十分に働くためにもミネラルが必要となります。

例えるなら酵素とミネラルは、自動車の両輪のようなものなのです。

動植物の生命活動は、酵素の働きと密接に関係しているのですが、酵素の働きが悪くなると様々な悪影響がでてきます。

酵素を元気に働かせることは、動植物にとって必須の要素なのです。 

ミネラルは、これらの酵素の働きをスムーズにさせる役割を担っています。

つまりミネラルは、酵素と切っても切れない間柄なのです。 

酵素栄養学の世界からすると、どんなに素晴らしい栄養素を摂ったとしても酵素の力なしでは、生体内の中で十分に働くことができないのです。

酵素とは何か?

「酵素」(こうそ、英: enzyme)とは、生体内外で起こる化学反応に対して触媒として機能する分子である。

酵素によって触媒される反応を「酵素的」反応という。

主にたんぱく質で構成されており、人間や動物、植物などすべての生き物が生きていくうえで必要な、消化, 吸収, 代謝などの化学反応を促進するものです。

私たち動植物体には、およそ5000種類の酵素があるといわれていますが、各酵素は一つの働きのみをするスペシャリストであり、大きく「消化酵素」と「代謝酵素」に分けられます。

消化酵素
・食べた物を分解して、体に吸収しやすいようにする酵素。

消化酵素は、炭水化物(でんぷん)を分解する「アミラーゼ」, たんぱく質を分解する「プロテアーゼ」, 脂肪を分解する「リパーゼ」, 核酸を分解する「ヌクレアーゼ」などに分類されます。

代謝酵素
・消化酵素以外のもので、体内に吸収された栄養素を体の細胞に届ける酵素。

新陳代謝や血液循環の促進、免疫力アップ、老廃物の排出など、生命活動のすべてに関係しています。

酵素の力は…

酵素の働きは、温度が重要です。

酵素をスムーズに働かせるために必要なのが「ビタミン」や「ミネラル」です。

目次

ミネラルって何?

ミネラルは、糖質や脂質、タンパク質、ビタミン、食物繊維に並ぶ六大栄養素のひとつで、「無機質」とも呼ばれています。

カルシウムやマグネシウムなどがよく知られています。

ビタミンは「補酵素」、ミネラルは「補助因子」

酵素は、栄養素の消化, 吸収, 排泄, エネルギーの生産, 組織の修復や構築, 抗酸化作用などの代謝の速度を高める働きをしています。

ミネラルは、酵素の隙間にある補酵素として、細胞内の酵素にスイッチを入れる役割を担っています。

植物は、日照不足や低温など天候不順が続くと光合成が出来なくなり、養分吸収が落ち、生育が悪くなります。

生体反応が下がるため植物本来の能力が落ち、酵素を作り出せなくなります。

ビタミン, ミネラルは、サポート役!

酵素が不足していては、意味がない!


ビタミンやミネラルは、酵素のサポート役です。

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